毎日気持ち良く過ごすためには、各部屋を定期的にクリーニングすることが大切です。
キレイに見える部屋でも空気の流れに乗ってカビの菌たちが部屋に入り込んできます。
仮に部屋の窓を開けずに閉ざしていても、チリがしっかり積もっているのを見たことがあると思います。
もし出入りの激しい部屋であれば、汚れが酷くなるので頻繁に掃除しなければなりません。
しかし忙しい世の中では掃除する時間が取れないのが現状です。
この記事ではハウスクリーニングをする頻度やプロの業者に頼むメリットについて解説しています。
定期的なクリーニングが必要な理由
定期的に掃除をしないとダニやゴミ、ホコリなどがたまり部屋の中が不潔になります。
すると不潔な部屋にいる病原体が私たちの身体に害を及ぼし、私たちが病気になってしまいます。
また浴室やトイレは定期的に掃除をしないと、カビが発生して繁殖します。
すると私たちの体に害を及ぼします。
さらにキッチンの油汚れを定期的に洗剤で取り除かないと、こびりついて油臭くなります。
やがて着火しやすくなり、ちょっとのことで火災が起きるので危険です。
部屋の掃除も頻繁にやらないと、散らかり放題で嫌な臭が漂ってきます。結果的にイライラして集中できなくなります。
また友人を家に呼べなくなるので、気持ちが暗くなり鬱状態になってしまいます。
このように衛生管理は私たちの心と体の健康に影響するので、定期的なクリーニングはとても重要です。
ハウスクリーニングを依頼する頻度はどれくらいが良いのか?
ハウスクリーニングを依頼する頻度は、場所や状況によって違います。
バスルームは使用してからすぐにシャワーで水を流すだけでホコリなどを取り除けます。
最後に壁や鏡に付いた水滴を拭き取れば、お風呂を清潔な状態に保つことができます。
なお汚れや臭いなどが気になった時には、洗剤を使って磨くようにしましょう。
どうしてもカビや水垢、排水口の臭いなどが気になる時には迷わずに、ハウスクリーニング業者に依頼しましょう。
1年に1回のタイミングで依頼するとキレイな状態を保つことが出来ます。
トイレのクリーニングは週に1回、洗剤や清掃用具を使って便器や床、壁などを磨きましょう。
しっかり掃除しているつもりでも、便器の淵など見えにくい場所に汚れが残って、嫌な臭いがすることがあるので、自力では対応できない汚れや臭いが気になった時には、プロのハウスクリーニングを依頼すると良いでしょう。
洗面所も使用が終わったら自分で汚れをすぐに拭き取り、洗面ボウルをきれいに磨くなど毎日のお手入れが重要です。
なお水垢や排水口の汚れなど、自分では落とせない汚れが目立つ時には、プロのサービスを頼むようにしましょう。
またキッチンは使用の頻度が高く汚れやすいシンクやレンジフードがあるので、使った後すぐに汚れを拭き取ると汚れが溜まりにくくなります。
頻繁にシンクの水気を拭き取っていれば水垢も防げますし、三角コーナーや排水口などもこまめにキレイにすれば、カビなどの汚れが溜まりにくくなります。
コンロ周辺の掃除は2日~3日に1回と毎日ではなくても大丈夫です。
中性洗剤をスポンジに付けて擦った後、硬く絞った布巾できれいに汚れを拭き取りましょう。
なお科学洗剤が気になる方は洗剤の代わりに、重曹やレモン汁を使うことも出来ます。
キッチンは毎日私たちの口に入る物を作る場所なので、衛生も非常に大切です。
油汚れや嫌な臭いが気になりはじめたら、すぐにハウスクリーニング業者に連絡しましょう。
エアコンのクリーニングはどれくらいの頻度が効果的か?
エアコンからカビくさい臭いがしたらエアコンクリーニングを利用した方が良いでしょう。
理想は1年に1回分解クリーニングをすることです。
毎年は難しくても2年程度から3年程度に1回の頻度で清掃すると大分キレイになります。
通常の利用であれば早めに頼む時には2年で、余裕を持つなら3年に一度で良いでしょう。
しかしクリーニングの目安はエアコンの使用状況によっても異なり、暑がりの人が設定温度を低くして常に冷している場合、エアコン内部で結露する水が増えるので、カビの量も増えます。
まだ1年しか使っていなくても黒い汚水が出ることもあります。
またペットを飼っていて犬や猫のために24時間エアコン付けていると、それだけ汚れも酷くなります。
エアコンクリーニングを行う業者は、エアコンの使用の程度やクリーニングをした時の汚水の状況、エアコンの普段の使用方法などを聞いて、次はどれくらいで頼んだ方が良いかを提案してくれます。
通常は2年から3年でも、それぞれのエアコンの状態に合わせて提案時期は異なります。
エアコンクリーニングを依頼すると良い時期は?
エアコンクリーニングは、エアコンを使わない時にプロに依頼するのが良いのですが、季節外れの暑い日や寒い日もあるので、まだエアコンの出番があるかもしれないと思うと、なかなかエアコンクリーニングには踏み出せません。
クリーニング業者はエアコンクリーニングを一年間いつでも行っていますが、季節によってクリーニングの代金が異なることもあります。
多くの人はエアコンを使い始める前に清掃して、キレイなエアコンを使いたいと思うので、冬や夏を迎える頃がエアコンクリーニングの繁忙期になります。
繁忙期である6月から8月以外は、業者も仕事が暇になるので、キャンペーンなどの割引サービスを行っていることが多く、4月から5月、9月から10月はクリーニング代金が安くなっていることがあります。
エアコンクリーニング業者が忙しくなるのが、夏を迎える前の梅雨の季節である6月から8月です。
梅雨で湿度が高く蒸し暑いため、この時期には除湿やドライでエアコンを利用する家庭が多いので、エアコンがカビ臭い、変なニオイがする、エアコンから出てくる風がホコリっぽいなどの理由でエアコンクリーニングを依頼する人たちが増えます。
クリーニング業者としては稼ぎ時なので、料金も安くならず予約も取りにくくなります。
熱中症にならないようにエアコンを使いたくても、クリーニング中はエアコンが利用できないので、可能ならば6月から8月の時期は避けて、クリーニング業者が忙しくない時期に依頼すると良いでしょう。