ハウスクリーニング業者の選び方のおすすめポイント

ハウスクリーニングは、キッチンやエアコンなどをキレイに清掃してくれるサービスです。
掃除の経験が豊富なプロのスタッフが特殊な道具や洗剤を使って、素人では落としきれない汚れをピカピカにしてくれます。

しかし、ハウスクリーニング業者は多くあるので、どのような業者に作業を依頼すれば良いのか疑問に思っている人が多いようです。
この記事では、ハウスクリーニング業者を利用するときのポイントや料金の相場について紹介しています。

 

業者がクリーニングに対応している場所で選ぶ

一般的なハウスクリーニング業者は、浴室やトイレなどの水回り、エアコンや換気扇の清掃などに対応しています。
しかしクロスやソファのクリーニングは、業者によって対応している場合とそうではない場合があります。

また家を丸ごとクリーニングするプランや水回りだけのクリーニングなど、幾つもの場所がセットになったプランを準備している業者がほとんどです。

ハウスクリーニング業者によって、得意な分野が違うので、自分が希望する場所をキレイにしてくれる業者を選びましょう。

 

ハウスクリーニングの費用の相場について

ハウスクリーニングでは、掃除する場所によって費用が異なります。
どうしても掃除してもらいたい場所があるときには、その場所の費用を比較して、費用の安い業者を選ぶのがおすすめです。

主な料金の相場は、キッチンの清掃を頼んだときには、約15,000円から25,000円の費用がかかります。
浴室の清掃では約10,000円から25,000円の費用を準備しておきましょう。

トイレのクリーニングは約7,000円から10,000円です。
洗面所の清掃は約8,000円から15,000円が相場です。

エアコンは壁掛けタイプなら約10,000円、自動掃除機能付のエアコンなら約15,000円から20,000円、天井埋め込み型のエアコンなら約20,000円から27,000円の費用を準備しておきましょう。

なおセットでクリーニングを申し込むと、一ヶ所当たりの金額が安くなります。
ハウスクリーニングは、汚れの程度よりも、クリーニングをする面積や場所の数で値段が変化します。

また、ハウスクリーニング業者によっては、クリーニング代に加えて出張料金を追加で徴収する場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

予約がしやすいハウスクリーニング業者を選ぶと良い

自分が家に居るときに来てくれるハウスクリーニング業者を選ぶと良いでしょう。

例えば土日や祝日、深夜、早朝など、通常の業者が対応していない時間にも来てくれるハウスクリーニング業者もいるので、平日や日中は家に居ないというお客さまにはピッタリです。

また当日のクリーニングに対応してくれるハウスクリーニング業者もいます。この点では大手の会社よりも、個人のハウスクリーニング業者の方が、融通が利くケースが多いようです。

予約をするときも電話を掛けるのが苦手な人は、ネットで予約できる業者を選ぶと便利です。

 

使用する洗剤や実績を確認して選ぶと良い

ハウスクリーニング業者が使用する洗剤によっては、アレルギーを引き起こす恐れもあります。
子どもが小さい家庭やペットがいる家では不安に思います。

それでどうしても心配な人は、エコ洗剤を使用しているハウスクリーニング業者を選ぶと良いでしょう。
エコ洗剤は自然成分に由来しているので、アレルギー反応が出やすい人でも安心できます。

また失敗しないハウスクリーニング業者の選び方は、クリーニングの実力で業者を判断することです。

例えば水回りの掃除では、見える部分だけしかキレイにしないのか、細かい場所までキレイにしてくれる業者なのか、ホームページで確認してみると良いでしょう。

さらに、エアコンクリーニングをするときには、内部を完全に分解して洗浄する技術を持つ業者が重要です。

一般的な壁掛けタイプのエアコンなら大抵のハウスクリーニング業者が対応していますが、自動掃除機能付のエアコンや天井埋め込み型のエアコンは分解するのに技術が必要です。

高い技術を持つハウスクリーニング業者は、実績があってスタッフへの教育もしっかりしているものです。
どのような業者かを知るには、利用者の口コミや評判を参考にすると良いでしょう。

ハウスクリーニングを依頼するときには、知らない人が家の中に入って来るので、信頼できる人かどうか、丁寧に作業してくれそうな人かどうかを良く見極めましょう。

依頼主が女性のときでも安心できるよう、女性スタッフを派遣してくれるハウスクリーニング業者もあります。

ホームページを確認しても詳しく書かれていなかったり、電話で聞いても適当な返答しか得られないときには、アルバイトや派遣スタッフを使っている可能性もあるので、クリーニングが終わったあとに仕上がりに不満が出ることもあります。

トラブルを避けるためにも、清掃スタッフについて前もってチェックしておく必要があります。

 

ハウスクリーニング業者を選ぶときの注意点

ハウスクリーニング業者を選ぶ際に、極端に安い業者の費用をチラシやネットで見つけたときには注意が必要です。

一見すると安いように感じても、見積もりのときや作業を始めたときに追加で料金を請求されて、最後に支払う金額が高くなることがほとんどです。

極端に安い金額のハウスクリーニング業者を利用するか迷っているときには、相談したときや作業に入る前に、あとから費用が加算されないか料金をはっきりさせておく必要があります。

こちらが訪ねたときに、答え方が曖昧なハウスクリーニング業者であれば、依頼しない方が良いでしょう。

もちろん費用が安いから仕上がりが悪いというわけではありませんが、しっかりとした研修も受けていないアルバイトのスタッフに作業を任せる業者もあります。

作業の速度は速くてもしっかりと洗浄出来てないこともあるので、作業の流れやこれまでの実績などをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

もしも家の器具を壊されたり傷つけられたときのために、ハウスクリーニング業者が保険に入っているかをチェックすることも大切です。

大部分のハウスクリーニング業者なら保険に入っていますが、金額が安いハウスクリーニング業者は、損害賠償をしてくれる保険に加入していないこともあるので注意しましょう。

万が一家の中を傷つけられたり壊されると、住宅の資産価値が下がってしまうので、保険に加入しているか、保険で適用できる範囲をチェックするようにしましょう。