九月を過ぎてもまだまだ暑い日が続き、一年のほとんどの期間、エアコンをつけっ放しという家庭も少なくありません。
夏も冬もエアコンを使い続けていると、ハウスクリーニング業者にエアコンのクリーニングを依頼して、徹底的に内部を洗浄してもらう人が多いと思いますが、問題なく使えていれば掃除をしないで、長期間そのまま使用する人もいます。
しかし定期的にクリーニングをしないと、エアコンの内側にカビなどの汚れが蓄積されていきます。
この記事では、エアコンクのリーニングをハウスクリーニング業者に頼む利点について紹介します。
ハウスクリーニング業者にエアコンのクリーニングを頼むと良い理由
アレルギーや咳の予防
エアコンの清掃をプロの業者に頼んで、エアコンをキレイな状態に保つと、アレルギーや咳の予防が出来ます。
お客様が簡単に出来る確認方法として、エアコンのフィルターを取り外して汚れている部分があるかをチェックして、汚れを見つけたらキレイにすることが出来ます。
でも長期間エアコンを使っていると、ホコリや花粉などがエアコンの内部に溜まり、アレルギー反応を引き起こします。
また、エアコンの内側は結露しやすく水分が溜まりやすいので、カビの温床にもなります。
エアコン内側に溜まった汚れが、エアコンの中から出る風に乗って部屋全体を巡り、健康被害が起きます。アレルギー体質の人や免疫力が強くない子供、高齢者と一緒に生活している人は、安心するためにエアコンのクリーニングをして内側までキレイに洗浄することをおすすめします。
また咳が悪化すると肺炎にも繋がるので、免疫力に関係なく全ての人がエアコンのクリーニングを考えてみることをおすすめします。
さらにハウスクリーニング業者にはセットサービスに対応していて、浴室、キッチン、レンジフード、換気扇、トイレ、エアコンをまとめて掃除すると、単独で頼む時よりもお得になります。
インターネットで検索すると、ハウスクリーニング業者の店舗とサービスの一覧が載せられています。
温度の調節・匂い
エアコンを何年も使っていると、買った時と比べると冷えが悪くなります。
これはフィルターやファンにゴミが付着すると風の量が出せなくなり、熱交換器にホコリが溜まると温度の調節が出来なくなることが原因です。
プロに頼んでエアコンの中の汚れている箇所をキレイにすることで、エアコン本来の力を取り戻し、冷暖房効果も回復します。
それでエアコンの効果が落ちてきたら、新しいエアコンに買い替えるのではなく、まずはエアコンのクリーニングを検討すると良いでしょう。
またエアコンから出る風がカビ臭いと感じることがあるかもしれません。
これはエアコン内側でカビが増殖してることが原因です。
エアコンのクリーニングをすることで内側をキレイにして、カビのニオイを取り除けます。
電気代
エアコンは定期的にメンテナンスをすることで、使用できる期間を延ばせます。
その反面で掃除をサボっていると、エアコンのコンディションが悪くなり本来の力を発揮できなくなります。
そしてエアコンのコンディションが悪いと、設定した温度に到達するまでに時間がかかり、温度を保つためによりたくさんのエネルギーが必要になるので電気代もかかります。
エアコンのクリーニングをすれば部屋を冷やす換率が上がる上に、消費する電力を抑えることも可能になり、電気代が節約出来ます。
不調の改善
エアコンの室内機から変な音がした時には、故障したかエアコンの寿命が近いのかもしれません。
エアコンが故障した時に変な音がする時もありますが、エアコンの汚れが理由の場合もあります。
もしもエアコンから振動音がする時には、エアコンのフィルターが詰っているのかもしれません。
カタカタと内側がぶつかっている音は、内側のファンにホコリやカビが付いているのかもしれません。
エアコンのクリーニングをするとこうした不調が改善され、定期的にエアコンの掃除をすることで変な音も予防出来ます。
エアコンのクリーニングをするのは難しい
エアコンの室内機の不調の原因は、内側のホコリやカビが理由で、通常の清掃では内部まで洗浄することは難しいので、内部のホコリとカビを取り除くためには分解洗浄をしなければなりません。
しかし、素人がエアコンの分解をして内部を洗浄する時に、分解してから元に戻せなくなってしまったり、機械系統の場所に養生をしないで水をかけてしまいエアコンの故障を引きおこす恐れがあります。
特に壁掛けタイプのエアコンとは違い、天井に埋め込まれている業務用のエアコンであれば分解はかなり複雑です。
それでエアコンの内部までクリーニングする時には、ハウスクリーニング業者を利用するのが無難です。
ハウスクリーニング業者にエアコン清掃を依頼すると、清掃料金が必要になり1回の清掃で1万円程度かかります。
それで分解して内部まで掃除するのは頻繁に行うのではなく、通常は1年から2年に1回で良いと言われています。
ハウスクリーニング業者にエアコン清掃を依頼して、値段以上の利点を感じた時には、それからも定期的に依頼することも出来ますし、値段が高いと思った時には中からニオイや変な音がする時だけ利用するという方法もあります。
エアコン清掃を大手のハウスクリーニング業者に頼む時の注意点
大手のハウスクリーニング業者は、安定したクオリティーでたくさんの場所のクリーニングをしてくれます。
大手のハウスクリーニング業者は、内部の研修を熱心に行っています。
スタッフの数が多くなると、作業のクオリティーに差が出がちですが、いい加減な仕事をすると会社全体の評判が下がってしまいます。
それで社内の研修に力を注いで、どのスタッフでも、同じクオリティーが出させるように差を小さくするように努力しています。
しかし、フランチャイズ方式で営業している時や下請けに丸投げしている時には、社内の研修への参加をさせにくく、店舗によってはクオリティーが低い作業員がいる場合もあるようです。
それで大手だからと言って安心するのではなく、内部の研修を行っているのか、クオリティーの高い作業をしてくれるのかをチェックする必要があります。